Boardriders: ボードライダーズ (旧クイックシルバー)がビラボンを買収 業界最大級企業へ

Boardriders, Inc.|ボードライダーズ
世界をリードするアクションスポーツ企業が誕生

兼ねてから噂されていたBoardriders, Inc. [ボードライダーズ社]によるBillabong International Limited (ASX:BBG) ([ビラボン インターナショナル リミテッド])の買収について、2018年1月5日ボードライダーズジャパン株式会社より正式な発表がなされました。

Quiksilver, Inc.[クイックシルバー社]は、2015年に米国の米連邦破産法第11条(チャプター11)を表明、翌2016年に会社更生法手続きを経て旧経営陣と、新たに資金提供を受ける投資会社Oaktree Capital Management L.P. [オークツリーキャピタルマネジメント社]の特別チームの主導により、積極的な経営再建プログラムに着手。

昨年3月に、社名をBoardriders, Inc. [ボードライダーズ社]へ変更。
それと共に、Quiksilver、ROXY [ロキシー]、DC SHOES [ディーシーシューズ]を主軸に、経営の再建は『再編』から『成長』へ、次の展開が始まった事を伝えました。

これまで最大の競合ブランドであったBillabong[ビラボン]をはじめ、独自の世界観とコンセプトにより世界中に熱烈なファンを持つブランドRVCA [ルーカ]、スケートブランドElement [エレメント]、アイウェアブランドVonZipper [ボンジッパー]、ウェットスーツブランドXcel [エクセル]、シューズブランドKustom [カスタム]など業界有数のブランドが傘下に加わり、また、この統合により、110カ国以上で7,000以上の取引企業、35カ国での自社eコマースサイト、28カ国で630以上の店舗を構える、まさに世界をリードするアクションスポーツ企業の誕生となります。

ボードライダーズ社は、同社の経営再建の成功と経営基盤の再構築手法をもとにビラボンの更なる成長を加速させられると伝えています。

1973年、創設者Gordon Merchant[ゴードン・マーチャント]がオーストラリア ゴールドコーストの自宅で製作した、ハンドメイドのボードショーツを地元のショップに卸し、それがサーファーの間で評判となった。それが後に世界トプクラスのサーフブランドとなるBillabong[ビラボン]の始まりでした。

創設時から45年、一貫して「サーファーならその良さが解るハイ・クオリティ」というコンセプトのもとで発展し続けたブランドの理念は今尚引き継がれ、最大のライバルQuiksilverと並び、どのような成長がみられるのか、楽しみです。

今後の組織としては、関連手続きが終了次第、オークツリーのマネージング・ディレクターであり、ボードライダーズの経営再建責任者(Chief Turnaround Officer)を務めるDave Tanner [デイヴ・タナー]が、CEO(最高経営責任者)に就任。現CEOであるPierre Agnes [ピエール・アニエス]は社長に就任し、引き続き取締役を務めながら両社の統合業務を推進していく事が合わせて発表されています。

ビラボンの現CEOであるNeil Fiske [ニール・フィスク]について、オークツリーのマネージング・ディレクター兼共同ポートフォリオ・マネージャーMatt Wilson [マット・ウィルソン]は、「我々は彼(ニール・フィスク)の長年の功績に敬意を表しています。彼の鋭い戦略的思考とリーダーシップは素晴らしく、我々と共にこの旅を続け、彼が作った素晴らしいブランドに引き続き貢献してくれることを期待しています。」とコメントしています。

ボードライダーズ社 現CEO ピエール・アニエスによるコメント:

「統一されたひとつのグローバル基盤で経営を行うことで、統合された会社は製品イノベーション、品質改善、デジタルマーケティング、カスタマーエンゲージメント、eコマースへの投資を強化することが可能になります。それにより最終的にお客様に利益をもたらし、会社と業界全体を強くします。より大規模で強力な基盤を得て、お客様、お取引様、アスリート、従業員にとって新しいチャンスが訪れることが期待されます。私はボードライダーズを次のフェーズへ進化させるためにデイヴにリーダーシップのバトンを渡すことを光栄に思い、引き続き彼とパートナーシップを組むことを楽しみにしています。」

尚、今回の買収・統合は、株主、裁判所、規制当局の許可を含む、多くの買収条件を満たした後、2018年上半期に完了する見込みとのこと。

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