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Winner’s Gear: John John Florence’s gear at Margaret River Pro

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World Surf League (WSL) Men’s Championship Tour(CT) 第4戦
オーストラリア、西オーストラリア州開催『Margaret River Pro[マーガレット・リヴァー・プロ]』。暴風圏による高波の産生で知られる海域「吠える40度線」によるグランドスウェルがヒットするマーガレット・リヴァー(通称:Margies)がメイン会場。

大会3日目、スウェルがピークに達したメイン会場に変わり、極浅のドライリーフにウネリがヒットすることで生まれる「The Box」へ移動。バックアップ会場ながら、その箱型に底掘れしたバレルに由来し「クレイジー・スラブ」の呼称で知られる名物ポイント。パワー、厚み、そしてクセのある波質にブレイクポイントが摘めずヒート中テイクオフするのがやっとという選手もいる中、ブラジルのJadson Andre[ジャドソン・アンドレ]のカールから叩きつけられる強烈なワイプアウトでの途中退場や、イタリアのLeonardo Fioravanti[レオナルド・フィオラヴァンティ]の早朝練習での怪我による棄権などもあり、CT選手をしても簡単にはメイク出来ないブレイクであることが分かります。そこで繰り広げられた壮絶バレル合戦はまさに圧巻。

Florence Wins in West Oz, Continues To Wear Yellow Jersey.©︎2019 World Surf League / Creator:Matt Dunbar

アベレージ4-6ftレンジのエピックコンディションで、メインブレイクへ会場を戻し迎えた最終日、大会を制したのはイエロージャージを身に付けたカレントリーダー、ハワイのJohn John Florence[ジョン・ジョン・フローレンス]。2017年に次いで2度目、QSのプライムイベントだった2012年を合わせると3度目となる『Margies Pro』の勝利です。

それでは、チャンピオン John John Florenceのサーフギアをチェックしていきます。

🏆Winner’s Gear: John John Florence’s gear at Margies Pro

Surfboards|サーフボード 
“Ghost”
Pyzel Surfboardsパイゼル・サーフボード

Shaped by Jon Pyzelジョン・パイゼル
サーフボードは、John John Florenceがサーフィンをはじめた3歳の頃から、2Xワールドチャンプ、そしてメインライダーを務めるまでになった現在まで、タッグを組みサポートし続けるJon PyzelによるPyzel Surfboards。 中でも、この“Ghost”は、John John Florenceもこれまで多くのタイトルを獲得した実績を持つ、お気に入りのモデル。プロやエキスパートはもちろんのこと、一般サーファーにも扱いやすいハイパフォーマンスモデルで、パワフルなリーフブレイクから掘れたダンパー気味のビーチ・ブレイクまでを適性としてその性能を発揮。最高の波を求めるサーフトリップに最適で、これ1本でトリップを完璧に楽しめるというモデルです。Margret River 2019 winning board:6’0”x 18.88 x 2.55 x 29.6

 
 
 
 
 
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Fins|フィン  
“John John Florence Signature”
Futures.フューチャーズ


ウィニングボード装着のフィンは2014年にFutures.からリリースされた自身のシグネチャーモデル。Futures.のベストセラーシリーズ、Techflexを採用。それまで愛用してきた“F4”と比較するとベース幅と高さを上げ、エリアを広げたアウトライン設計でスピード性とドライブの効いたターンを可能に。さらに先端に向けて若干シャープにすることによってJJF Styleと言われるエッジの効いたレイバックなどの反応・リリースにも対応。
デザインはTechflexのブラックをベースに自身がハンドペイントを施した3サイズのデザインが採用されています。

*現行モデルではないので新品入手は難しそうですが、2017年にアップデートされたTechflex 2.0を採用した現行モデルはさらに軽量化されています。


Pad & Leash|デッキパッド & リーシュ  
“John John Florence Signature”
“John John Florence Signature Comp Leash”
Dakineダカイン


トラクションパッド、リーシュ等のサーフアクセサリーはハワイで誕生した老舗ブランドDakine。殆どの製品に『JJF』の名の付くシグネチャーモデルが展開され、パッドは、キック形状など重要な部分を自ら手作業で削り出したデザインをもとに生産。5ピース構成に『トリプルカット・ポジトラクション』と呼ばれる多方向対応のグリップパターンを採用。7mmのセンターアーチとキック部分にドレインホールを入れることで、それぞれ軽量化と水抜きの役割を果たします。Dakine Friendly Foam(生分解性EVAフォーム)が使用され、また、プラスチックを使わないリサイクルダンボールパッケージなど、環境にも配慮がなされています。
リーシュもJJFシグネチャーのPro Compモデル。元々リーシュの生産でスタートしたDakineによる高性能且つ安全設計は言うまでもありません。Dakineは、70年代にハワイ・マウイ島で設立され、80年代半ばに本部をオレゴン州に移しサーフィン・ウィンドサーフィンのほか、スキー、スノーボード、アウトドアなど様々なジャンルのアイテムやウェアを展開するビッグブランドです。


Wetsuits & Apparel|ウェットスーツ&アパレル
Hurleyハーレー
ウェットスーツ、サーフ・アパレルは、70年代の終わりにカリフォルニアで誕生したBob Hurley[ボブ・ハーレー]によるサーフブランドHurley。 80年代〜90年代にはアメリカトップクラスのブランドへと成長し、サーフィンに留まらず音楽やアートなど様々なジャンルに精通した総合ファッションブラントへと成長。さらに、2002年にはナイキのサーフィンライン撤退を受け、サーフィン部門として傘下に加わり、さらに世界シェアを拡大。 現在キーライダーの一人として活躍するJohn John Florenceをはじめ、ファイナルで戦ったKolohe Andino[コロへ・アンディーノ]、そしてWomen’sディヴィジョンを制したLakey Peterson[レイキー・ピーターソン]もチームメイト。元ワールドツアーサーファーで、映画「エンドレス・サマー2」のメインキャストの一人、Pat O’Connell[パット・オコーネル]が現在グローバルマーケティングを務める、まさにアメリカを代表するブランドです。

Other Sponsors|その他のスポンサー

もう、John John Florenceクラスとなると、相互的に全てがマーキースポンサーと言っても過言じゃ無いですが、まとめちゃいます。
まず、アイウエアブランドElectric(エレクトリック)では、シグネチャーモデル“JJF Knoxville Sport”を展開。ウォッチブランドNixon(ニクソン)でも毎年シグネチャーモデルやカラー展開がされ、中でも大会等でも着用する“The Comp”は代表的愛用モデル。高性能+アーティスティックなソックスブランドとして人気のStance(スタンス)サーフチームのメインライダーとしてシグネチャーモデルをリリース。2004年に誕生した、アクションスポーツ業界初のプレミアム日焼けケアブランドVertra(ヴァートラ)古くから『リーフセーフ』処方で且つサーフィンをはじめアクションスポーツにも強い保護力のサンケア製品を販売。勿論こちらでもシグネチャーモデルSPF 38″JJF Ehukai Beige”がリリースされています。
そして、厳選された自然素材を使った自然派エネルギーバー/プロテインバーとして、北米やハワイをはじめとするのアスリートやアウトドア愛好家たちに愛されるClif Bar(クリフ・バー)がサポート。Clif Bar(クリフ・バー)チームには、今季加入したようですが、バキバキエナジー系のMonsterチームのイメージもまだ色濃いですが、方向性を一転させた契約ですね。