World Surf League (WSL) Men’s QS 第33戦は、今季初のQS10,000 『Ballito Pro pres by O’Neill[バリト・プロ プレゼンテッド・バイ・オニール]』。
年末のクオリファイ獲得へ向け、最高ポイントを掛けた大きな1戦となります。
会場は、南アフリカ 東部沿岸クワズールー=ナタール州のサーフスポットとしても有名な港湾都市ダーバンから北へ15km程の所にあるバリト。
強めの風と3〜5ftとアナウンスされたコンディションの中でファイナルへ進出したのは、チャンピオンシップツアー(CT)サーファーのDeivid Silva[デイヴィッド・シルヴァ](24)とJack Freestone[ジャック・フリーストーン](27)。
序盤からブラジルのグーフィーフッターDeivid Silvaがバックハンドで8.33をメイクし大きくリードすると、なかなか高得点に繋がらないJack Freestoneを尻目に、終盤セットを掴んだDeivid Silvaが9.33をマークし完勝。CTツアールーキーが、まず今季初勝利をQS10,000で果たしました。
Deivid Silva Reigns Supreme in Ballito Pro pres. by O’Neill Final
©︎WSL
CHECK! それでは、Deivid Silvaの『Ballito Pro pres by O’Neill』での使用ボード、愛用ギアをチェックしていきます。
🏆Winner’s Gear: Deivid Silva’s gear at Ballito Pro
Surfboards:
“Custom Shape Model(DS16)”
Olas Surfboards[オラス・サーフボード]
Shaped by Marcos Pereira[マルコス・ペレイラ]
Deivid Silva使用ボードは、ブラジルのサーフボードカンパニー Olas SurfboardsのMarcos Pereiraシェイプモデル。Marcos Pereiraとは長年タッグを組みMP Surf Designsには“DS16”というシグネチャーモデルもリリースされており、ツアー用ボードとしても当然メインでラインナップされています。
今大会では、多くのブラジリアンツアーサーファーが契約しているSharpeye Surfboardsのボードを併用していたようですが、ファイナルでの2本のエクセレントスコアはやはりMarcos Pereira(MP Surf Designs)のボードでした。
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“John John Florence Techflex”
Futures.[フューチャーズ]
フィンは、JJFのシグネイチャーモデルフィン。John Johnによるテストライドとフィードバックにより完成したフィンにはTECH FLEXが採用され、またブラックのベースにエッジ部分に施されたデザインもJohn Johnのペイントデザインを忠実に再現。サイズによりこのペイントカラーが変わります。
“Brett Barley Signature”
Wet Dreams[ウェット・ドリームス]
サーフアクセサリーは1981年オーストラリア生まれのサーフアクセサリーブランドWet Dreams Brazilがサポート。現在はオーストラリアのマーガレットリバーでの開発テスト及び承認の下、ブラジルで発展・展開がされているブランドのようです。
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Pena[ペーナ]
ウェットスーツを含むアパレル、サーフウェアは、ブラジルのサーフウェアブランド『PENA [ペーナ]』
Other Sponsors:
そのほか、ブラジル生まれのワックス・ブランドCT選手をはじめプロ御用達として知られるFU WAX[フーワックス]。サンパウロのステーキハウスSavannah Steak House[サバンナ・ステーキ・ハウス]、大手住宅建築企業 Nosso lar Construtora[ノッソ・ラル・コンストラトーレ]などがサポート。マネジメントは Flow Sports[フロウ・スポーツ]に所属。