World Surf League (WSL) Men’s QS 第46戦。
インド南東の島国、スリランカで開催された QS3,000『So Sri Lanka Pro[ソー・スリランカ・プロ]』。
会場は、南東海岸部に位置するサーフィンのメッカ、アルガムベイ。最終日をライブ中継で観戦しましたが3、4ft〜のグッドコンディションでのハイレベルな熱戦にQS3,000ながらビッグイベントに引けを取らない、凄い盛り上がりでした。
優勝は、プロ初勝利となったオーストラリア、ゴールドコーストのMitch Parkinson[ミッチ・パーキンソン](22)。
WSLのエリートサーファー、ParkoことJoel Parkinson[ジョエル・パーキンソン]とは従兄弟の間柄だそうです。
Mitch Parkinson at the So Sri Lanka Pro QS3,000
©︎WSL / 📷TOM BENNETT
WSLによると、Mitch Parkinsonは本大会で史上最高の累計ポイントを獲得したとのこと。
R4 最終ヒート、得意とする空中戦で10.00を含む18.43を獲得。そこでスリランカの波とジャッジメントを掴んだMitch Parkinson。R5もヒート最高得点8.40でトップ通過、QFでは残り3分まで大きくリードされるも終盤9.10で一発逆転、SFも同様の展開で8.73をマークし逆転。迎えたファイナルでは序盤から高いアーリーウープをきっちりメイクし再びパーフェクト10、続けざまに9.17のコンビネーションをメイクし、トータル19.17のスコアでそのまま逃げ切った。
CHECK!それでは、チャンピオンMitch Parkinsonの『Sri Lanka Pro』での使用ボード、愛用ギアをチェックしていきます。
🏆Winner’s Gear: Mitch Parkinson’s gear at Sri Lanka Pro
Surfboards:
“Black Magic2.0”
Gen4 Surfboards [ジェンフォー・サーフボード]
Shaped by Jye Gudenswager[ジェイ・ガデンスウェイジャー]
使用ボードはJSやLost、Super Brandなどでのクラフトマンの経験を持つシェイパーでファウンダーのJye Gudenswagerによるオーストラリア NSW、スナッパーロックエリアを拠点とするブランド Gen4 Surfboards。Mitch Parkinsonは現在 Gen4のメインライダーとして活躍しています。そしてこの“Black Magic2.0”は中でも愛用するモデル。Gen4を代表するハイパフォーマンスモデル(All Star)と比べ、短く幅を持たせた設計。厚みは抑えられた上でシングル〜ダブルのコンケーブにより安定性とパドルスピードを高めながらもロッカーをハイエントリーにするなどハイパフォーマンスに対応した完璧な組み合わせとなっている。
あらゆるコンディションの2〜5ftに適したオールラウンダー。ディメンション: 5’7”x18 3/4”x 2 1/4”(画像:左から2番目ピンク/ブルー)
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“RTM HEX Legacy R6”
Futures.[フューチャーズ]
“Andy Irons Pro Pad”
Dakine[ダカイン]
かつては、Joel Parkinsonと同じBillabong[ビラボン]に所属していたMitch Parkinsonですが、現在マーキースポンサーは付いていないようです。ただ、この記録に残る1勝により新たなスポンサーの目に留まる可能性はかなり高いですね。