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Winner’s Gear: WSL 2017 Men’sジュニア世界王者 F・マッギル Jeep World Junior Championship

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1月4日に開幕したWorld Surf League(WSL) 2018スケジュールの初戦、2017年のWSLジュニアシリーズ年間王者を決める、2017 Jeep World Junior Championship -kiama[2017 ジープ・世界ジュニア選手権]が、10日(日本時間17:00)にファイナルヒートを終え、閉幕しました。

World Surf League's Jeep World Junior Championship

World Surf League’s Jeep World Junior Championship

昨季に続き、オーストラリアのカイアマ(NSW州)で開催されたこのイベントには、
WSLの7つのリージョン(オーストラリア/オセアニア、アフリカ、ハワイ/タヒチ、ヨーロッパ、アジア、北米、南米)から、WSLワイルドカードを含むU18のMen’s 36名、Women’s 18名のトップランカーが集結。

その中から見事、2017 Men’s ジュニア・ワールドチャンピオンのタイトルを獲得したのは、ハワイ/タヒチ リージョンから出場したFinn McGill [フィン・マッギル](17 /ノースショア・オアフ島)。

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『2016 Pipe Invitational』で、ベテランGavin Beschen [ギャビン・ベッシェン]をダブルスコアで破り、若干16歳で見事タイトルを手にしたことで、一躍世界から注目を集める若手選手です。

2017シーズンのリージョナル・イベント(HAW/Tahiti Nui)初戦、Junior qualifying series(JQS)の『Sunset Pro Junior』と共同開催のQSイベント『Sunset Open』を共に2位という好成績でスタート。以降、QSイベントでは足踏みが続くものの、参戦したJQSイベントでは『Papara Pro』2位、『Pipe Pro Junior』3位と好調を維持し、ハワイ・タヒチ リージョンから今大会に出場。

同リージョンからは、ワイルドカードを含め他4人のハワイ勢が出場。リージョンランクトップでトリプルクラウンのルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得しているBarron Mamiya [バロン・マミヤ]をはじめ、『VANS US Open JR』の勝者、Cody Young [コディ・ヤング]、『Hurley Surf Club Pro JR』の勝者、Ocean Macedo [オーシャン・マセド]、『Pipe Pro Junior』2位、U16では世界トップクラスと言われるマウイのEli Hanneman [イーライ・ハンネマン]と、今季JQSでの優勝がなかったFinn McGillにとっては、それぞれ雪辱するライバルでもありました。

大会直前に足首を負傷していたFinn McGillは、会場入りのフライトトラブルも重なり万全ではないと言われていましたが、初日R1の2位通過以降は順当に勝ち上がり、迎えたファイナルでは、昨年宮崎で開催された『ISA 世界ジュニア選手権』 U16で優勝した安室 丈 [Joh Azuchi]選手と対戦。

1本目で8.00を獲得すると、なかなか得点を伸ばせない安室選手に対し、続いて8.90の高得点をマークし相手をコンボへ追い込んでの圧巻の勝利となりました。
ファイナルでは本来の力が出しきれず、惜しくも破れた2位の安室 丈選手でしたが、WSLの現地解説や大会後のレビューでは”Japan’s rising star Joh Azuchi「日本の新星 安室 丈」”と言わしめる活躍を見せ、その存在を大きく世界にアピールしました。

今回、全ヒートを通して、高得点獲得に苦戦する選手の多かったコンディションの中で、今季ボード契約を新たにSlater Designs [スレーター・デザインズ]と結んだFinn McGillは随所でハイスコアのライディングを見せました。
Kelly Slater [ケリー・スレーター]をはじめ、多くの契約選手が絶賛するSlater Designsの新モデル、GAMMA [ガンマ]との相性の良さが伺える勝利でした。


WSL 2017 World Junior Champion 👑
🏆 Finn McGill – Winner’s Gear & Sponsors

🏄 Billabong [ビラボン](メインスポンサー)
ファイナルデーで着用していたボードショーツは、アシメトリーデザインが特徴の”SUNDAYS AIRLITE / NEO”
2位の安室 丈プロも今季からBillabongとの契約を結び、表彰台はチームBillabongが独占。


🏄 Slater Designs [スレーター・デザインズ]
FIREWIRE [ファイヤーワイヤー]のケリー・スレーターによるボードブランド、『スレーター・デザインズ』の新モデル“GAMMA”ディメンションはLFTモデルの5’11。
最新素材HELIUM(ヒーリアム)に続き、今季LFTモデルの展開も決まっているとのこと(発売日は未定)


🏄 futures. [フューチャーズ]
ファイバーグラスライン『CONTROL』のEric Arakawa [エリック・アラカワ]モデル“CONTROL EA”
ファイバーグラスとUNI-CARBONのブレンドによりスピードコントロール性に優れ、パワフルなライディングに最適。


🏄 Creatures of Leisure [クリエイチャーズ・オブ・レジャー]
Mick Fanning [ミック・ファニング]やStephanie Gilmore [ステファニー・ギルモア]ら多くのスター選手が所属するサーフアクセサリーブランド。
Finn McGillのトラクション・パッドはワイドなフラットベースの3ピースモデル“WIDE BLACK”を装着


🏄 Electric [エレクトリック]
“Knoxvill S”
2000年にカリフォルニアで誕生したアイウェアブランド『エレクトリック』は、創設期メンバーの一人で、元アーネットのデザイン・広報のキャリアを持つEric Crane [エリック・クレイン]によって、2016年ケリング傘下のVolcomから独立。“機能性のあるスタイル”をコンセプトとするブランドが行なっているイノベーションは個人的にも注目するところです


🏄 Banzai Bowls [バンザイ・ボウルズ]
カリフォルニアのコスタ・メサで2009年にスタートした、ピタヤやアサイ、ヘンプなどを使ったナチュラル・オーガニック・フレッシュなボウル・フードショップ。バンザイパイプラインに由来するショップにはサーファーも多く、現在ではCAに5店舗とハワイ・オワフ島に1店舗を構え、若手サーファーを中心にサポートも行なっています。日本でも人気のアサイボウルなどサーフィン前後のローカルフードとしても有名。店内のメニューには定番のBanzaiのほかV-Land、Rocky、Sharks Coveなどハワイのサーフポイントの名前がつけられています。
http://banzaibowls.com

そのほか、
The Young and Brave Foundation [ヤング・アンド・ブレイブ・ファウンデーション]
2009年、癌と診断された青少年、児童およびその家族を支援する為、Matt Coulter [マット・コールター]、Nathaniel Curran [ナサニエル・カラン]によって立ち上げられた非営利財団。寄付により治療と回復に直接投資することのほか、ネットワーキング、個々の募金活動、コミュニティ構築、財政的支援など様々な活動を行なっています。Finn McGillはそのコミュニティの一員としてアンバサダーを務めています。
https://theyoungandbrave.com/