World Surf League(WSl) Qualifying Series(QS) Men’s第6戦は、スペイン領カナリア諸島テネリフェ島が舞台の、ヨーロッパ・レッグス QS1,500『Las Americas Pro Tenerife[ラス・アメリカス・プロ テネリフェ]』。
ファイナリストは、バスク州のRuben Vitoria[ルベン・ビトリア]とフランスのJorgann Couzinet[ヨルガン・クージネ]。3〜4ftのコンディションで開始早々、8点代後半を立て続けに2本マークしたJorgann CouzinetによってコンボとされたRuben Vitoria。厳しい展開となりますがヒート終盤に掴んだバックハンドのコンビネーションで9.10をマーク、その勢いのまま次のセットではそれを上回るパーフェクト10.00のライディングを決め、19.10と一気にJorgann Couzinetをコンボに追い込む大逆転。見事にQS初タイトルを獲得しました。
Las Americas Pro Tenerife📷LAURENT MASUREL / WSL
Las Americas Pro Tenerife Men’s
🏆 Ruben Vitoria – Winner’s Gear
🏄♂️ Pukas Surfboards [プーカス・サーフボード]
“Pukas Tasty” Shaped by Axel Lorentz
Dimension: 5’8″x 18″1/4x 2″5/16|25.3L
使用するギアは、2014年ブラジリアン初のワールドチャンピオンに輝いたGabriel Medina[ガブリエル・メディーナ]の才能を早くから見出し、サポートしたことで知られるPukas Surfboards [プーカス・サーフボード]。
Ruben Vitoriaの出身地で、今回のタイトル獲得で掲げられた州旗をシンボルとするスペイン北部の自治州、Basque Country[バスク州]を拠点に、前身となるブランドを含め70年代初頭からの歴史を持つファミリー・カンパニー『Pukas Surf[プカス・サーフ]』。
現在は、フランスのビダール(バスク領)に自身のファクトリーを構えるシェイパー、Axel Lorentz[アクセル・ローレンツ]をはじめ、オーストラリアのレジェンドシェイパー、Bob McTavish[ボブ・マクタビッシュ]、若手ながら10代から築く確かなシェイプ技術と実績を持つTaz Yassin[タズ・ヤシン]。そして、言わずと知れた世界トップシェイパーの一人、”MAYHEM”ことMatt Biolos[マット・バイオロス]とのコラボレーション・モデルは20年来Pukasとの親交によるもの。
Pukas Tasty by Axel Lorentzhttp://pukassurf.com/
Winner’s Gearとなった“Pukas Tasty”は、シェイパーAxel Lorentzがトップライダーと共に3年をかけて作り上げたというハイパフォーマンスモデル。
日本国内ではCHP及びCHPサーフボード取扱店などで展開されています。
続いて、同時開催のWomen’s QS第4戦目となる同大会(QS1,500)、ファイナルでフランスのPauline Ado[ポーリン・アド]を破り今季初タイトルを獲得したオーストラリアのMikaela Greene[ミカエラ・グリーン]。
Mikaela Greene (AUS) .Las Americas Pro Tenerife 2018📷LAURENT MASUREL / WSL
Las Americas Pro Tenerife Women’s
🏆 Mikaela Greene – Winner’s Gear
🏄♀️ …Lost Surfboards [ロスト・サーフボード]
“SUB-DRIVER” Shaped by MAYHEM Matt Biolos
チーム・ロストのMikaela Greeneが今大会で使用したのが、MAYHEMのプロパフォーマンス・シリーズのなかでトッププロ達がスモールウェイブ及びビーチブレイク用として使用し、ワールドツアーで長年数多くのタイトルを獲得している『SUB-DRIVER』。
The SUB DRIVER…LOST Surfboards
『DRIVER』の小波向けリデザインという位置付けで、ノーズとテールをカットしアウトラインをワイドにすることでスピードコントロールし易く、安定性が増したフルレールが特徴のモデル。コンペティター向けのPROディメンションと一般ユース向けのBROディメンションが設定されている他、更に日本向けにカスタムシェイプされた『SUB DRIVER-JP』というモデルも展開されています。