World Surf League(WSL) 2018 Men’s Qualifying Series Event(Men’s QS/Europe)の初戦、『SEAT Pro Netanya pres by Reef』 [シート・プロ・ネタニア・プレス by リーフ]』が20日にファイナルラウンドを終え閉幕。
🎥 World Surf League/YouTube
今大会からWomen’sディビジョンが外れたものの、新スポンサーのReef [リーフ]により、昨季のQS1,500から倍のQS3,000へレーティングポイントがアップされ、それにより多くの出場選手獲得と、サーフカルチャーが急速に発展するイスラエルで迎える3年目の開催への盛り上がりにも期待がされました。
実際に、ファイナルデーは会場を埋めるほどの観衆が集まり、前日の嵐の影響でサイズアップしワイドなコンディションでも、会場周辺には多くのローカルサーファーの姿がありました。
今回日本から出場し、随所でキレのあるパワフルななライディングを見せ勝ち上がった稲葉玲王 [Reo Inaba]プロは、惜しくもクウォーターファイナルで敗退、5位フィニッシュ。
決勝に勝ち上がったのは、勝てばQS初タイトルとなる南アフリカのMatthew McGillivray [マシュー・マクギリブレイ](20)と、昨季をQS中国・海南オープン優勝で締めくくっているフランスのCharly Martin [チャーリー・マーティン](27)の二人。
波数が多く荒れたコンディションの中で、Charly Martinは先行するも、序盤は6点台の攻防戦に。
時折ブレイクするクリーンなセットをいかに掴むかが鍵となりましたが、Matthew McGillivrayが7.20で一歩抜き出ると、続いてフォアハンドのセットでローテーションを決め8.33をマーク。Charly Martinはこれに追いつくことができず、Matthew McGillivrayが見事にQS初タイトル、そして賞金$12,000とQS3000を手にしました。
イベントは大いに盛り上がり、大成功に終わった『SEAT Pro Netanya pres by Reef』。勝利したMatthew McGillivrayは会場となったイスラエルについて
イスラエルは素晴らしい国だ、ここで出会った人は誰もがサーフィンに情熱を燃やし、その数は予想以上だった。みんなとてもフレンドリーで、ビーチでのサポートも素晴らしかった。毎日の食事、食べ物も素晴らしく、本当に良いトリップだった
とコメントしています。
Men’s QS – SEAT Pro Netanya pres by Reef 👑
🏆 Matthew McGillivray – Winner’s Gear & Sponsors
🏄 Rip Curl [リップカール]
“Dawn Patrol Back Zip”
🏄 Graham Smith Surfboards [グラハム・スミス・サーフボード]
“FIRE FLY”
シェイパーGraham Smith [グラハム・スミス]による南アフリカ・ダーバンのサーフボードブランド
🏄 Oakley [オークリー]
“LATCH™”
🏄 Reef [リーフ]
🏄 FCS [エフシーエス]
“Channel Islands RTM Tech2”
🏄 FarKing Surf [ファーキング・サーフ]
“FK Ribbed – Black”
*装着されたトラクションパッドはスポンサードによるものか未確認