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シェーン・ドリアンが主催するグロムサーファーの祭典 23rd Annual Keiki Classic at Banyan

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Kelly Slater [ケリー・スレーター]やRob Machado [ロブ・マチャド]らと共にASPの黄金期に最前線で活躍した一人で、今尚ハワイを代表するビッグウェイバーとしても世界中に多くのファンを持つShane Dorian [シェーン・ドリアン]が主催するサーフ・コンテスト『Keiki Classic [ケイキ・クラシック]』が23年目を迎え、今年もShane Dorianの地元、ハワイ ビッグ・アイランド、バニヤンで開催されました。

23RD ANNUAL SHANE DORIAN KEIKI CLASSICus.billabong.com

Shane DorianがまさにASPなどでトップコンペティターとして活躍していた23年前、地元の若者や子供たちの教育やドラッグ問題など、生活環境を危惧し、Billabong [ビラボン]をはじめとした、自らのスポンサーの協力もとローカル・サーフ・コンテストとしてスタートした『Keiki Classic』
ハワイ語で子供を意味するKeikiの名の通り、17歳以下を対象としたイベントです。
サーファーとしては最高の環境に育ちながら、地元のグロム・サーファーたちはエントリーフィーが払えずサーフコンテストへの出場が叶わないといったケースも少なくない事から、エントリーやイベントへの参加はもちろん、フードやドリンクなど全て無料で提供されています。

23RD ANNUAL SHANE DORIAN KEIKI CLASSIC
us.billabong.com

しかし、コンテストに出場するには一定の資格が必要で、まず学校の成績が一定以上である事、そしてそれを証明する事前の申請が必要。そして、当日缶詰を3つ以上持参するという条件があります。子供たちは、この年に一度の祭典に参加するには勉強をおろそかに出来ず、缶詰を提供するフードバンクなどの協力によりボランティアや環境問題について学ぶ機会にも恵まれるわけです。

23RD ANNUAL SHANE DORIAN KEIKI CLASSICus.billabong.com

現在では、数多くのショップやアートなどのワークショップ、地元ウォーターマン/ライフガードによる救命救急の講習など、サーフィンをしない子供たち、そして親たちも楽しめるビッグイベントとなったKeiki Classic。映像に映る子供たちの笑顔や、コンテストに打ち込み、スポンサー提供による賞品やお菓子を袋いっぱいに持つに姿には、サーフ・イベント以上の価値を見いだす事が出来ます。

そして今年の優勝者、地元コナの14歳、Luke Heflin [ルーク・ヘフリン]は、トロフィーを手にした授賞式でKelly Slaterからのサプライズムービーが届けられ、Kelly Slater主宰のSlater Designsのカスタムボードのオーダー権、そしてカリフォルニアのウェイブ・プール『Surf Ranch』への招待というビッグプレゼントが贈られました。

2018 Keiki Classic Recap


Youtube / Billabong

“アンクル” Shane Dorianとそのスポンサー、サポーターによるこの素晴らしいイベントとスピリットは、地元で未来のスター達に受け継がれるだけでなく、今や世界中に浸透しつつあるようです。