Winner’s Gear: Jack Robinson’s gear at Vans World Cup of Surfing

World Surf League (WSL) Men’s Qualifying Series(QS) 第57戦。
2019シーズンのQS最終戦は、ハイシーズンのオアフ島・ノースショア サンセット・ビーチで開催された『Vans World Cup of Surfing[ヴァンズ・ワールドカップ・オブ・サーフィン]』。全3大会で構成されるハワイのビッグタイトル『Vans Triple Crown』の第2戦目、QS10,000ポイントがかかるプライムイベント。

Jack Robinson Wins Vans World Cup Qualifies for 2020 CT.©︎WSL/📷Keoki Saguibo

優勝は、今季序盤に『Volcom Pipe Pro』を制し、ここ数年ハワイでの強さには目を見張るものがあるオーストラリアの若手サーファーJack Robinson[ジャック・ロビンソン](22)。試合後、「これまで培ったものが、この大会のファイナルで完璧な結果として実った」と語ったJack Robinson。まさに、そんな35分間でした。セットも入り十分なサイズはあるものの、難しいコンディションにヒート中盤まで各選手高得点は得られずといった状況、その中でひとり7点台を2本揃えたJack Robinsonが頭ひとつ抜け、ハワイでの強さを見せます。このまま逃げ切り体勢かと思われましたが、とんでもない。そこから、ヒート中ベストのバレルをメイクし、9.40のエクセレントを獲得、さらに難しいテイクオフから再びチューブへ、これが9.67をマーク。その姿に会場もヒートアップ、あれよあれよという間に他の選手をフルコンボで下す圧勝を見せました。

この勝利により、QSランキングは22位から一気に5位までジャンプアップ。若いながら「もう十分に準備はしてきた」と語るCT昇格を果たします。

🏆Winner’s Gear: Jack Robinson’s gear at Vans World Cup of Surfing

Fins:
“Fea Control Series”
Futures.[フューチャーズ]

セッティングされたフィンは、Futuresの“Control FEA”。ブランド史上、最もスピードコントロール性能を高めたとされる「CONTROL」シリーズはストライプ状の層に施された「Uni-Carbon」を採用。薄く仕上げられる利点により、フレックス性も高くファーバーグラス特有のパワーブレイクでのコントロール性を維持。フラットなフォイルでオンフィンに近い感触を得られ、素早く且つ、太くアーチを描くマニューバー、パワーサーフィンを好むライダーに革新的なラインナップとなっている。

Traction Pad & Leash:
“Andy Irons Pro Pad”
Dakine[ダカイン]
トラクションパッドは、DakineのAndy Irons[アンディ・アイアンズ]のシグネチャーモデルを装着。リーシュは同じくDakineのPro Compリーシュを着用。