World Surf League (WSL) Men’s QS 第29戦
南米リージョン 『Maui and Sons Arica Pro Tour[マウイ・アンド・サンズ アリカ・プロ・ツアー]』。
前週の『Heroes de Mayo Iquique Pro[ヒーローズ・デ・マヨ・イキケ・プロ]』に続き、南米チリで開催されたQS 3,000。会場はチリ北部の砂漠地帯イキケから北上したペルーとの国境の町、アリカ。
激しいバレルウェーブ・フェストとなった今大会。見事優勝を果たしたのはカリフォルニアの若手サーファーNolan Rapoza[ノーラン・ラポサ](21)。天候の影響もあり厚く重い難しいセクションが多く、なかなかエクセレントの評価点は出しにくい中で、各ヒートで着実に2本をメイクし勝ち上がり、2016年のジュニアツアー以来、QS初となる優勝を手に入れました。
Nolan Rapoza wins! | 2019 Arica Pro Tour
©︎Rockstar Energy
CHECK! それでは、Nolan Rapozaの『Arica Pro Tour』での使用ボード、愛用ギアをチェックしていきます。
🏆Winner’s Gear: Nolan Rapoza’s gear at Maui and Sons Arica Pro Tour
“Pin Master”
Roberts Surfboards[ロバーツ・サーフボード]
Shaped by Robert Weiner[ロバート・ウェイナー]
Pin Master from Roberts Surfboards on Vimeo.
“Pin Master”は、その名の通りビッグウェイブ用のピンテールが特徴のRobertsのカスタムモデル。パイプラインをはじめとする強力なバレルに対応したハイパフォーマンスボード。Nolan Rapozaはファイナルの8〜10ftの難しいバレルをこの“Pin Master”でメイクし優勝を決めました。そのほか今大会“The Rap”、“G Step-Up”を使用していました。
“AM2 Honeycomb”
Futures.[フューチャーズ]
セッティングされたフィンは、レジェンドシェイパー、アル・メリックによるオリジナルデザイン“AM2”。優れた加速性、細いティップは波のトップセクションでクイックなターンレスポンスを可能に。futures.のベストセラーRTM SOFT FLEXをさらに進化させたRTM TECH FLEXを採用。計算されつくしたカーボンのカットラインとハニカムのバランスは、フィンのセンター部分に適度なしなりを与え、伸びのあるターンを実現する。
“Brett Barley Signature”
OAM (On A Mission)[オンアミッション]
サーフアクセサリーはモーメンタム世代、Malloy brothers[マロイ兄弟]、Benji Weatherly[ベンジー・ウェザリー]、Shane Dorian[シェーン・ドリアン]、Taylor Knox[テイラー・ノックス]、Ross Williams[ロス・ウィリアムズ]、そしてTaylor Steele[テイラースティール]というドリームチームにより1992年に設立されたブランドOAM (On A Mission)。優勝ボード“Pin Master”にはBrett Barley signatureが装着。現在OAMには、CT選手Michel Bourez[ミシェル・ボレーズ]をはじめ、Taylor Knox、Brett Barley[ブレット・バーリー]、Cory Lopez[コーリー・ロペス]、Tyler Gunter[タイラー・ガンター]、Kei Kobayashi[小林 桂]らが所属しています。
Brett Barley Signature Traction Pad[highlighter]
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Body Glove[ボディグローブ]
ウェットスーツを含むアパレル、サーフウェアは、1950年代ダイビング及びサーフィンに革命を起こしたとされるウェットスーツの発明から、今尚世界中のサーファーやダイバーより支持される。老舗ブランドBody Gloveと契約。
Other Sponsors:
その他、Sex Wax[セックスワックス]やRockstar Energy Drink[ロックスター・エナジードリンク]がサポート。そして、カリフォルニアのコスタ・メサで2009年にスタートした、ピタヤやアサイ、ヘンプなどを使ったナチュラル・オーガニック・フレッシュなボウル・フードショップで、地元の若手サーファーを中心にサポートも行なっている Banzai Bowls[バンザイ・ボウルズ]サーフチームの一員。