World Surf League[ワールド・サーフ・リーグ](WSL)、Men’s Qualifying Series[クォリファイング・シリーズ]『Burton Automotive Pro[バートン・オートモービル・プロ]』がニューカッスル、ミアウェザー・ビーチで開催。オーストラリア・レッグ今季初のQS6,000イベントに世界中から注目の選手が多く参加しました。
優勝したのは、ブラジルのAlex Ribeiro[アレックス・リベイロ](29)。
Prize Giving at the Burton Automotive Pro
©️WSL / 📷THOMAS BENNETT
2020年CTへのアクセスサーキットにおいて今季2戦目となる大会で6,000ポイント獲得の好スタート、2016年シーズン以来となるCTへの復帰を狙います。
2位(写真左)は同じくブラジルのJadson Andre[ジャドソン・アンドレ]、すでにブラジルで6,000を1勝しており現在QSランクトップ。そして、すぐに次のQS6,000 “Vissla Sydney Surf Pro”が同じオーストラリアで開催となりますが、この大会のディフェンディングチャンピオンもブラジルのDeivid Silva[デイヴィッド・
CHECK! それでは、Alex Ribeiroの“Burton Automotive Pro”での使用ボードなど、愛用ギアをチェックしていきます。
🏆Winner’s Gear: Alex Ribeiro’s gear at Burton Automotive Pro
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Surfboards:
“???”
Xanadu Surf Designs[ザナドゥ・サーフ・デザインズ]
Shaped by Xanadu[ザナドゥ]
今回の勝利ボードは、少し変わったケースですが、まずAlex Ribeiroがメインで使用(契約)するボードはMayhemこと、Matt Biolos[マット・バイオロス]によるLost Surfboards[ロスト・サーフボード]です。中でも“Driver”を多く愛用しており、今大会期間でも使用し、ヒート中ボードキャディがスタンバイを行ない、さらに表彰台へ持ち込んだのもこのボードです。
しかし、この大会のコンディションにAlex Ribeiroが選んだボードは、Lostではありませんでした。もちろん、契約上ロゴ部分は隠された感じになっており、モデル名までは不明ですが、おそらくXanaduで間違い無いと思います。そして、結果的にその選択が功を奏した格好になりました。Alex RibeiroがXanaduのライダーをしていたのはCTルーキーとして転戦した2016年まで、正確には第2戦のベルズのあとLostと契約をしています。今大会で掴んだ6,000ptが来季CT昇格への足掛かりとなれば、より意味のある選択となりますね。
Fins:
“FCS II AM Performance Core”
FCS[エフシーエス]
セッティングされたフィンは、レジェンドシェイパー、アル・メリックによるオリジナルデザイン“AM Performance Core”のLargeサイズ。掘れたセクション、力のあるビーチブレイクで、優れた加速性、クイックなターンレスポンスを可能にするベストセラー・モデル。過去モデル(Lはブルー)を装着しています。*現行モデルはデザインが異なります
Traction Pad, Leash & Wax:
Sticky Bumps[スティッキーバンプス]
トラクションパッドおよびリーシュは、共にカリフォルニアのハンドメイド・サーフワックスカンパニー、Sticky Bumpsのサーフギア、アクセサリーを使用。もちろんワックスもSticky Bumps。ただ、残念ながらAlex Ribeiroが使用しているモデルがわかりませんでした。
Nosso lar Construtora[ノッソ・ラル・コンストラトーレ]
ウェア類は、マーキースポンサーでもあるブラジルの大手建設企業のNosso lar Construtoraのアスリート・サポートによる提供を受けているようです。