World Surf League (WSL) Men’s QS 第45戦。
再びヨーロッパ リージョンのビッグイベントQS10,000がポルトガルの首都リスボンから北西に移動した西海岸の代表的サーフエリア、エリセイラで開催。
『EDP Billabong Pro Ericeira[EDP ビラボン・プロ・エリセイラ]』*EDP – Energias de Portugal SA
ヨーロッパリージョン QS最大の10,000ポイントがかかったこの一戦を制したのはブラジルの若手サーファーSamuel Pupo[サミュエル・プポ](18)。QS初優勝をこのプライムイベントで飾りました。
Samuel Pupo (BRA) winner of the EDP Billabong Pro Ericeira 2019
©︎WSL / 📷DAMIEN POULLENOT
第42戦『ABANCA Galicia Classic Surf Pro』を制した兄、Miguel Pupo[ミゲル・プポ]に続くQS10,000の勝利で、QSランクが一気に昇格ライン内の9位にジャンプアップ。兄弟でCT昇格も見えてきました。
CHECK!それでは、早速チャンピオンSamuel Pupoの『EDP Billabong Pro』での使用ボード、愛用ギアをチェックしていきます。
🏆Winner’s Gear: Samuel Pupo’s gear at EDP Billabong Pro Ericeira
Surfboards:
“Disco Inferno”
Sharp Eye Surfboards[シャープアイサーフボード]
Shaped by Marcio Zouvi[マルシオ・ゾウビ]
Samuel Pupoは、父であるwagner pupoがシェイパーを務めるOHP Surf Boardsの看板ライダーでもありますが、今大会のメイン、そしてファイナルで使用したボードはFilipe Toledo[フェリペ・トレド]、Kanoa Igarashi[五十嵐 カノア]らが契約することで知られるSharp Eye。シェイパー兼ファウンダーのMarcio Zouviはブラジル出身、80年代にサンディエゴに移りシェイパーとしてのキャリアをスタート、すぐさまその名が世界中で知られるまでに成長すると、’92年、正式にSharp Eye Surfboardsを創業。
そのSharp Eyeで小波パフォーマンスモデルとして大人気だった“Disco”をビッグウェイブやグッドコンディション、そしてコンペティション向けにアップグレードさせたのが、“Disco Inferno”。別名「The WQS warrior」の呼び名の通り、2014年のリリース以降、WSLでも多くの実績をあげているハイ・パフォーマンスモデルです。
“Performer PC Carbon Tri”
FCS[エフシーエス]
フィンはFCSのEssential Seriesの中でもっともバランスの良いテンプレートを採用した“Performer”を装着。加速性、反応性と絶妙なバランスで設計されたオールラウンダー、ビーチからリーフまで幅広いコンディションに対応するPCC素材のまさに万能なフィンと言えます。
“Day by Day”
Silverbay[シルバーベイ]
デッキパッド、リーシュ等のサーフアクセサリーはブラジルのサーフアクセサリーブランドSilverbay Brasil。
日本ではあまり馴染みのないブランドですが、カッティングやピース、グリップパターンの異なるデッキパッドの豊富なモデル展開をはじめ、リーシュコード、ボードケースやリーフブーツ、フィン、サーフワックスなどアクセサリー全般の製品ラインナップ。ブラジル国内ではアスリートはもちろんコンテストサポートも多く手がける有名ブランドです。
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Rip Curl[リップカール]
ウェットスーツを含むアパレル、サーフウェアは、1969年オーストラリアでスタートし、常にトップランカーがライダーとして活躍する世界のリーディング・サーフブランドのひとつRip Curl。
Other Sponsors:
そのほか、Hot Buttered[ホット・バタード]が展開するアイウェアをメインに扱うHot Buttered Brazil。
OHP Surf Boardsも展開するブラジルのサーフボードファクトリー、New Advance[ニューアドバンス]。
サーフィン、スケートボードなど、ボードスポーツのトレーニングに特化したブラジルのスポーツトレーニング・コーチングクラブPersonal Boards[パーソナル・ボード]がサポートしています。